ｲﾝﾃﾘｱ雑貨shop ～ cozy Life ～

昨日、入荷のお知らせをした BRIWAX （オリジナル） を使って

100円 リメイク をしてみました。

いきなり、新品の家具や、お使いの家具に塗るのは、少し躊躇すると思いますので、

まずは、このような小さな物から試してみては いかがでしょうか。


100円ショップで買った、 このような 『 無塗装の木箱 』 に BRIWAX を塗って、

『 アンティーク風 木箱 』 を作ってみたいと思います。

細かく紹介したいと思いますので、少し長い説明になりますが、よろしくお願いします。




１． まず、木の表面が とても荒れているようであれば、ヤスリをかけます。

ここで、よりアンティーク風に見えるように、カッターや 彫刻刀を 使って、傷を付けたり、

角部分を 削ります。かなり、大胆に。 【ポイント】

こうすることで、仕上がった時に、その部分だけワックスが濃く入ったり、

光が当たったときに影ができたりして いい雰囲気になります。




２． 次に、 このままワックスを塗ってもいいのですが、ひと手間掛けてみます。

インスタントコーヒーを 濃いめに作ります（ブラックで）。それが、冷めたら刷毛で塗っていきます。

乾くと、あまり色が付いた感じがしないと思いますが、これをするとしないとでは

あとあとの、ワックスの色の ｢ 深み ｣ が変わってきます。【ポイント】




３． コーヒーが乾いたら、いよいよワックスを塗っていきます。

BRIWAX は 半固形なので、刷毛ではなく、布や 食器を洗うスポンジで塗ることができるので、

初めての方でも きれいに塗ることができると思います。

少量づつスポンジに取って、木目に沿って 刷り込むように塗っていきます。

今回は 『 Tudor Oak 』 という 濃いめの色を選びました。





４． これが、塗ったばかりの状態で、まだ、ツヤなどはありません。
このまま、乾くまで待ちます。

季節によって違いますが、30分ほどで乾くと思いますが、乾きすぎると

次の拭き取り作業が大変になり、きれいに仕上がらないので注意してください。【ポイント】




５． 乾いたら、きれいな布で 磨くように拭き取ります。

が、その前にまたひと手間掛けて、ミツロウワックス独特の 『 艶 』 を 出したいと思います。

方法は、布で拭き取る前に プラスチックのブラシで ひたすら擦ります。【ポイント】

そして、布で拭きます。布で拭き取っても艶は出ますが、より 艶を出したいときにはこの方法で。





６． そして、こんな感じに仕上がりました。

木目もしっかりと出て、１回塗りで この質感です。

重ね塗りもできますが、あまり色は濃くなりませんので １回で十分だと思います。

そして、時間が経つにつれて 日光や照明の光に焼けて、どんどん深い色に変化していきます。






先程、傷を付けた部分には このように ワックスが濃く入ります。

最初から印字されていた文字も あらかじめ ヤスリで所々削っておいたので、

ワックスを塗ったら、それらしくなりました。




７． お好みで ・・・

最後に、アンティーク風の メタルタグ や ラベルを貼れば、また少し雰囲気が

変わってくると思います。

どちらも いろいろな種類、絵柄を 当店で販売しています。




最初に言い忘れましたが、木箱を100円ショップで買うときは、

BRIWAX の利点を生かす意味でも、陳列されている商品を全部 引っぱり出して、

｢木目のきれいな、節もある ｣ ような物を、厳選してください。【ポイント】


長い説明になってしまいましたが、以上です。

今回は 濃い色を使いましたが、薄い色も とてもナチュラルな雰囲気に仕上がって素敵です。


当店では ９種類の色をご用意していますので、部屋の雰囲気などに合わせて お選びください。



一度 試してみると、すぐに大きな家具にも塗りたくなってしまうと思います。

最近は大型家具店では 価格を抑えるためか、｢ 無塗装 ｣ の椅子や テーブルなども

多く売っているので、 そういう物を利用してアンティーク風にしてみてはどうでしょうか。